就労ビザ
ニュージーランド国民ではない方、またはニュージーランドのレジデンスクラスのビザ、スペシャルテンポラリービザ、ミリタリービザをお持ちでない方がニュージーランドで働くには、就労ビザが必要です。
就労ビザは、ニュージーランドに到着した日から通常3年までの限られた期間、ニュージーランドでの就労を許可するものです(ただし、特定の必須スキルを持つ労働者の場合は5年までとなります)。ニュージーランドに永住したい方や、ビジネスを立ち上げたい方には、居住ビザの方が適しています。
オーストラリア国籍の方、または永住権をお持ちの方は、現在ニュージーランドで就労するための就労ビザは必要なく、到着時にオーストラリア居住者ビザが発行されます。ただし、2019年10月1日からは、オーストラリアの永住権保持者は、渡航前にニュージーランドの電子渡航認証を取得する必要があります。
就労ビザが取得できるカテゴリーには、エッセンシャルスキルズ就労(Essential Skills Work)、特定の目的またはイベント(Specific Purpose or Event)、補完的季節就労(Supplementary Seasonal Employer Work)などがあります。
長期的なスキル不足リストと、特定のスキルを必要とする地域のスキル不足リストがあります。また、「建設・インフラストラクチャー技能不足リスト」では、ニュージーランドの建設業界で著しく不足している特定の職業が示されています。特定のスキルを持つ人は、ニュージーランド移民局が通常の労働市場調査を行うことなく、一時的な就労ビザを取得することができます。これらの就労ビザのカテゴリーについては、ニュージーランド移民局のウェブサイト(www.immigration.govt.nz)に詳細が記載されています。
どのカテゴリーにおいても、就労ビザを取得するためには、申請者は基本的な健康状態と性格の条件を満たし、申請者がニュージーランドを出る予定の日から少なくとも3ヶ月間有効なパスポートを所持していなければなりません。申請者は、ニュージーランドで働くことを真に計画しているという証拠を提出しなければなりません。
これらの一般的な要件を満たすだけでなく、申請者は申請するカテゴリーの特定の要件を満たす必要があります。例えば、Essential Skills Workのカテゴリーで申請する場合、申請者は、外国人労働者を採用することが承認されているか、またはその仕事に適したニュージーランド人候補者がいないことを証明できるニュージーランドの雇用主からの仕事のオファーを持っていなければなりません。