キリ・アラン自然保護大臣は、国の重要な遺産であるオークランドのカウリの森を保護する重要な取り組みを、政府が支援することを発表しました。
「この象徴的な木々を将来の世代に残すためには、カウリの枯れ病の蔓延を防ぐために、できる限りのことをする必要がある」とキリ・アラン大臣は語りました。
「しかし、今回のレベルの4ロックダウンに先立ち、不用意な拡散を防ぐために地域の公園が閉鎖されたことで、他の地域に出かける人が増えており、その影響も出ています。」
「Jobs for Nature(COVID-19復興プログラムの1つ)から190万ドルの資金援助を受けた今回のプロジェクトは、オークランド議会がワイタケレ地域で実施しているカウリ枯れ防止プログラムの延長線上にあるものです。」
「これはオークランド議会がテ・カウェラウ・ア・マキ(マオリの部族の1つ)の支援を受けて主導しているもので、2年間で12名の雇用を見込んでいます。」
「作業内容は、カウリ地区の小道を再開できるように改良したり、レクリエーション利用が多い地域の小道をメンテナンスを行ったりします。」
「人々が道や板張りの遊歩道を守ることは、繊細な木の根へのダメージを減らし、汚染された土壌の移動を防ぐことにつながります。これにより、素晴らしいカウリの保護を確実にすると同時に、ニュージーランド最大の都市に緑地のレクリエーション機会を提供することができます。」
「この取り組みは、絶滅の危機に瀕した原生植物に害を与えることなく、地域住民が自然環境の中に身を置くことができるだけでなく、本当に必要としている地域に雇用を創出するものであり、コロナ後の未来に向けた基盤を構築するための復興計画の中核をなすものです」とキリ・アラン大臣は述べています。
ジェームズ・ショー環境副大臣は、カウリの森はアオテアロア・ニュージーランドにとって非常に重要なタオンガ(マオリ語で財産の意)であると述べました。「今日の発表は、これらの特別な木が立ったまま、健康で強い状態を維持できるようにするためのオークランド議会の活動を拡大するものです」と述べています。
(ニュージーランド政府プレスリリースより)