ニュージーランド最大の太陽光発電所は、3万世帯の電力を賄い、飛行機を停車させて充電することができるようになります。
1億ドルを投じたこの発電所は、クライストチャーチ空港のラグビー場262面分に相当する広さになります。この開発規模は、現在ニュージーランドで稼働している他の太陽光発電所の50倍にも及びます。さらに、グリーン燃料の生産、データセンター、垂直農法なども導入される予定です。
水曜日の発表によると、この地区全体がKōwhai Parkと呼ばれるようになるそうです。空港の滑走路とターミナルのすぐ西側にある400ヘクタールの空港用地に建設され、30年かけて拡張する予定です。
Kōwhai Parkの敷地は、環境カンタベリー(Environment Canterbury、地方政府機関の1つ)が所有し、クライストチャーチ空港に貸与されています。
クライストチャーチ市長のLianne Dalziel氏は、このプロジェクトが次世代のため、低炭素の未来を確保するのに役立つと述べました。「このような規模のプロジェクトは、ニュージーランドでは他に例がありません」と彼女は述べています。
グラスゴーでのCOP26気候変動会議から帰国したばかりのジェームズ・ショー気候変動問題担当大臣は、「気候にとって良いニュースの日」と呼びました。
空港のCEOであるMalcolm Johns氏は、このプロジェクトは、経済が「可能な限り最速で脱炭素化」することを可能にするものであると述べています。