ニュージーランド政府は、「ストロングウール」部門の成長を支援する3ヵ年計画を支援しています。
ストロングウールとは、繊維が太い羊毛のグレードのことです。ダミエン・オコーナー農相は、政府が持続可能な食料と繊維の未来基金から450万ドルを拠出し、Wool Impactと呼ばれるこの計画を支援すると述べました。
Wool Impactの目的は、この分野のイノベーションを促進し、新しい製品カテゴリーや新しい国際市場へ投資することです。
「Wool Impactは、(強力なウールを)合成繊維に代わる魅力的で手頃なものにし、過去30年間の著しい投資不足を逆転させることを使命としています」とオコーナー氏は述べました。
オコーナー農相は、ストロングウールには多くの用途があり、今こそ消費者や企業がこの天然繊維を最大限に活用する時であると述べています。
「消費者が人や場所を大切にした製品に目を向けるようになった今、ニュージーランドはこの素晴らしい繊維を世界に供給するリーダー的な役割を果たすことができるのです」と語りました。
「世界中のデザイナー、調達担当者、家主、住宅所有者に、コストではなく、ウールの価値を見てもらいたいのです。そして、羊農家が羊毛生産のために雄羊に投資するのを見たいのです。それが、このプロジェクトの成功の指標となるでしょう。」