服務規程 – 留学生への配慮
あなたが留学生としてニュージーランドに留学する際、教育機関には、あなたが十分な情報を得て、安全で適切なケアを受けられるようにする責任があります。ニュージーランドではこれを「パストラルケア」と呼んでいます。あなたは、すべての年齢、すべての教育レベルで、公平に扱われる権利があります。
これを支援するために、ニュージーランド政府は「2016年(留学生の生活保障としての)教育に関する服務規程(Education (Pastoral Care of International Students) Code of Practice 2016)」(規定)を策定しました。
規程の目的
規程には、留学生として期待できるアドバイスやケアの最低基準が記載されています。また、教育機関または教育機関のエージェントから受けたパストラルケアについて懸念がある場合に従うことのできる苦情手続きを定めています。この規程は、教育水準に関する懸念には適用されません。
この規程に署名している教育機関のみが、留学生の入学を許可されています。NZQA(ニュージーランド資格庁)は、この規程のすべての署名者の登録を行っています。
規程のコピーを入手する
www.nzqa.govt.nz/プロバイダー-パートナー/教育服務規程/
何か問題が発生した場合
教育機関は、規定の要件を満たす方法であなたを扱わなければなりません。教育機関または教育機関のエージェントによる対応に懸念がある場合は、まず留学先の教育機関の担当者に相談してください。
- プライマリースクール、インターメディエイトスクール、セカンダリースクールに留学している場合は、校長先生や留学生担当の責任者など、苦情に対応してくれる人に相談してください。
- あなたが高等教育機関で学んでいる場合、あなたの学生ハンドブックには、あなたの苦情を解決するために誰が支援するかが記載されているはずです。
教育機関は、あなたが利用できる苦情処理プロセスを用意しており、そのプロセスがどのようなものかをあなたに伝えなければなりません。教育機関の苦情処理プロセスに従って、あなたの懸念が教育機関によって解決されるかどうかを確認してください。
教育機関があなたの懸念を解決できない場合、あなたはNZQAに苦情を申し立てることができます。NZQAはニュージーランド政府の一部です。
NZQAは、あなたの苦情に対して独立した評価を行い、以下のような対応を行います。
- 苦情を調査する、または
- より良いサービスを提供できる担当者を紹介する、または
- その他の選択肢についてアドバイスを行います。
NZQAのウェブサイトには、NZQAへの苦情申し立てに関する情報が掲載されています。