ニュージーランドの気候専門家は、中国と米国の気候協力に関する衝撃的な合意は、COP26サミット(国連気候変動枠組み条約の締結国による、温暖化対策会議)の成果を上回り、そこでも合意を取り付けることができるゲームチェンジャーであると述べています。
驚くべき発表の中で、2つの主要国は、メタンを含む排出量を削減するために協力し、今後10年間でより強力な行動をとることによって、温暖化を1.5度に抑えるよう努力すると述べました。
しかしこの発表は、ニュージーランドの農業部門に対し、メタン排出の削減に真剣に取り組む必要があるという警告だと見られています。最近までメタンは世界的に優先順位が低かったのですが、急速に変化しています。
COP26の2ヶ月足らず前に欧州連合(EU)と米国がまとめた、10年後までにメタンを3分の1削減するという誓約は、結局ニュージーランドを含む100カ国以上で署名されました。