ベイ・オブ・プレンティ地域協議会は、子どもたちが環境を保護し、気候変動や自然災害に備えることを奨励しています。同協議会の「学校持続可能性とレジリエンス基金」は現在開設中で、地域の学校、幼稚園、幼児教育センターからの申請を受け付けています。
この基金には総額35,000ドルが用意されており、教育機関が環境プロジェクトを始めるのを支援することを目的としています。ベイ・オブ・プレンティ地域評議会のエンゲージメント・チーム・リーダーであるステフ・マクドナルドは、この基金によって学校が独自の環境プロジェクトを設計し実施できるようになると説明しました。
これまでに資金提供を受けたプロジェクトには、湿地、自転車ラック、津波避難標識、果樹園や菜園、コンポストビン、ワームファーム、気象監視ステーションの建設などがあります。過去2年間で、同協議会は80件以上の申請を受け、地域全体で10万ドル相当のプロジェクトに資金を提供してきました。
資金提供を受けるには、プロジェクトが自然災害や気候変動のリスクに対する意識の向上、長期的なレジリエンスと持続可能性の向上、温室効果ガス排出量の削減というカテゴリーのうちの1つ以上に貢献する必要があります。
この基金は、どのプロジェクトが資金提供を受けるべきかの決定に地域社会を巻き込むことも目的としています。昨年、評議会はコミュニティから合計2,150票を獲得しました。さらに、16人の若者に、基金を通じて15,000ドルの配分を手伝う機会が与えられました。
学校持続可能性とレジリエンス基金の申請は、3月15日まで受け付けています。詳細については、www.artipate.boprc.govt.nz/ssrfをご覧ください。