ニュージーランドでは、オークランド、ワイカト、ベイ・オブ・プレンティの「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれる地域が引き続き不動産開発の中心となっており、全国の建築許可申請件数の約60%を占めています。
ニュージーランドの人口の半分強(50.18%)が住むゴールデントライアングル地域は、2021年3月までの1年間のニュージーランドのGDP成長率の52.4%を占め、建築許可申請の発行額の57.12%にあたる119億7800万ドルを占めています。
ゴールデントライアングル内の建築許可件数は、10年以上にわたってニュージーランドの他の地域を上回っており、2010年以降の平均複合年間成長率は10.5%で、他の地域の7.02%と比較しても遜色ありません。
不動産価格の上昇に伴い、開発者はゴールデントライアングル以外の地域にも目を向け始めています。道路や鉄道のインフラが整備されたことで、サウス・ワイカト地区、東部および西部のベイ・オブ・プレンティなどの周辺地域が、最新の急上昇エリアとなっています。