リンモールのスーパー「カウントダウン」で刃物による襲撃事件があり、7人が負傷し、うち5人が入院しています。入院中の5人のうち3人は重体で、残りの2人は自宅で療養中です。
今回のテロの犯人は、アーティル・サムスディーン(Aathil Samsudeen)容疑者。彼はテロの現場で射殺されました。
- アーティル・サムスディーン氏は、スリランカの苛酷な体制から逃れて2011年にNZに渡ってきました。
- 2013年に難民認定を受けましたが、5年も経たないうちに怒りを爆発させ、孤立してしまいました。
- 彼は、自宅のリビングルームで過激派勢力イスラム国(IS)に影響されたソーシャルメディアを通じて過激化するには、うってつけの人物でした。
- 彼は2017年にシリアに渡航しようとしたところを捕まり、クイーン・ストリートにある彼のアパートを捜索したところ、大きな狩猟用ナイフと過激な画像や動画、歌が発見されました。
- 当局は、2018年から、彼の難民認定の取り消しと本国への強制送還を求めていました。
- ジャシンダ・アーダーン首相は昨夜、このプロセスに対する不満と失望を表明しました。
- スリランカにいるサムスディーン氏のご家族は長文の声明を発表し、心を痛めており、NZに寄り添っていきたい、と述べています。
- 政府は現在、ニュージーランドのテロリスト法や、強制送還に関する規則を更新する準備を進めています。