ニュージーランドと日本は、国際的な問題についてより多くの情報を共有する構想を通じて、安全保障上のつながりを強化しています。
この構想は、今年初めにニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相と日本の岸田文雄首相との会談で合意されたもので、機密情報の「切れ目のない」共有を拡大するものです。情報の種類は明らかではありませんが、首相の報道官は、諜報ではないだろうとの見方を示しました。
会談後、アーダーン氏は、この構想が「太平洋およびより広いインド太平洋地域における平和、安定、安全」を支援するものであると述べました。岸田氏は翻訳された声明の中で、この話し合いは「率直なもの」であり、「具体的な成果」をもたらしたと述べています。
両首脳はまた、特に食品・飲料、テクノロジー、再生可能エネルギーの分野における持続可能な経済成長について協力することで合意しました。これを踏まえ、アーダーン首相はつい先日、再生可能エネルギーなどの技術に関する日米の共同研究活動に対し、最大800万ドルの資金援助を行うと発表しました。