APEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議(CEOサミット)が、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相によって開会されます。
このサミットは、オンラインまたはバーチャルで配信され、11月11日~12日かけて開催され、APEC加盟全21カ国が参加する予定です。
ニュージーランドが前回APECを開催したのは1999年で、当時の米国大統領ビル・クリントンが同国を訪れました。その時は、ジェニー・シップリー氏がニュージーランド首相としてサミットを主催しました。
不透明性の高い現在、今回の講演では、経済回復、貿易、保護主義などのテーマが取り上げられると思われます。
アーダーン首相は、開会の挨拶について聞かれた際、CEOサミットの重要性を語りました。
「CEOサミットは、ニュージーランドがAPECを開催する上で極めて重要な会議です。これは、さまざまな分野のビジネスリーダー、さまざまな分野の思想的指導者、そしてAPECの政治家が集まり、世界がCOVID-19の混乱から再建する中で、今後数年間に私たち全員が乗り越えなければならない課題を詳細に検討するためです」とアーダーン首相は述べています。
基調講演者は、アマル・クルーニー氏、ヘレン・クラーク氏、リチャード・エデルマン氏、ジョナサン・ヘイト教授、デヴィッド・スズキ博士、アンバー・マック、トニー・フェルナンデス氏が予定されています。
APECは、世界で最も影響力のあるビジネスリーダーや政治家が集まる会議なのです。