日曜日に開催された年次大会「Chinese Bridge」では、ニュージーランド全土から集まった34名のセカンダリースクール(日本の中学から高校生に相当)の学生が、中国語の能力を競い合いました。
COVID-19(新型コロナ)のパンデミックの影響で、中学生15名、高校生19名が、ビデオ会議システムで中高生のための中国語能力コンテストである第14回「Chinese Bridge」に参加しました。
カンタベリー大学孔子学院が主催するこのコンテストのテーマは、「Fly High with Chinese」です。
開会式では、在ニュージーランド中国大使館の教育参事官である董志学氏が、今年の中国語教育プログラムは、国境封鎖の影響で多くの中国語教師が来られず、多くの困難に直面していると述べました。しかし、今年のコンテストの参加者の数や質を見ると、学生たちは依然として多くの進歩を遂げています。
在クライストチャーチ中国総領事の王志堅氏によると、学生の中国語能力は年々向上しているといいます。
「中国語をしっかり学ぶことは、長く豊かな中国の歴史と文化への扉を開き、14億人の中国人と友達になることができるだけでなく、キャリア形成においても成功を収めることができます」と王氏は語り、中国はニュージーランドを含む120以上の国と、地域の最大の貿易相手国であると付け加えました。
クライストチャーチのアンドリュー・ターナー副市長は、現在の規制にもかかわらず、中国とニュージーランドの関係は、観光、教育、貿易、文化、人と人との交流において成長していると述べ、
「ニュージーランドと中国の架け橋となるスキルを持った人には、将来大きなチャンスがあることは間違いありません。」と語りました。