国内で1,600台の車両と42のデポを運営するリッチーズ・トランスポート(Ritchies Transport)社が、世界的な投資会社であるKKRに買収されることになりました。
取引条件は公表されていませんが、事情に詳しい関係者によると、この取引によってリッチーズ社の価値は5億ドル以上になるとのことです。
政府は現在、今後5年以内にすべての政府機関や省庁の車両を電化することを求めています。政府は2035年までに、バスを中心とした公共交通機関を、完全に脱炭素化することを目指しています。KKRの広報担当者は、リッチーズ社が保有する車両の、さらなる電動化を支援することを約束すると述べています。
今回の投資は、KKRのアジア・パシフィック・インフラストラクチャー・ファンドからのものです。今回の投資は、同ファンドにとってニュージーランドでの最初の投資となります。なお、今回の買収は、海国土情報省海外投資局の承認が条件となっています。