王小龙(Wang Xiaolong)駐ニュージーランド中国大使は、先月開催されたニュージーランド中国友好協会(NZCFS)の年次総会で、中国とニュージーランドの友好をさらに深めたいと呼びかけました。
王氏は、両国の強い関係を発展させることは、長期的な戦略的判断であると述べています。中国とニュージーランドは共に多国間主義を信じ、提唱し、国連を核とする国際システムを支持し、気候変動やCOVID-19(新型コロナウイルス)のパンデミックなどのグローバルな課題に取り組む国際協力に尽力していると王氏は述べました。
また、「過去50年の発展を踏まえ、次の50年、そしてその先に中国・ニュージーランド関係のさらなる発展をもたらし、双方、特に両国民のためにさらに大きな利益を生み出すために、共に努力しましょう」と付け加えます。
NZCFSの会長であるデイヴ・ブロムウィッチ(Dave Bromwich)氏も同イベントで、ニュージーランドと中国の友好関係を更新し、強化することを呼びかけました。NZCFSの使命は、両国民の親善、理解、友好を促進することであると述べています。
ブロムウィッチ会長は、若いキーウィ(ニュージーランド人の意)の人たちに、中国の仲間たちと関わり、中国社会と中国語を勉強することを勧めました。
今年は、中国とニュージーランドの外交関係樹立50周年にあたります。また、NZCFSの設立から70周年という節目の年でもあります。