マナワツ州の学生たちが、先週開催された文化祭典で日本の生活を体験しました。
文化祭(Bunkasai festival)は、高等教育機関である国際大学IPUニュージーランドが主催したもので、100名の高校生が参加しました。
文化祭とは、学生が芸術的な成果を披露する、日本では一般的な文化的なお祭りのことです。IPUニュージーランドがこのイベントを主催するのは今回が初めてです。
学生たちは、書道、折り紙、日本のゲーム、太鼓、茶道、日本食などに参加しました。
参加校の一つであるアワタプ・カレッジ(Awatapu College)の日本語学部長、ブレンドン・チャップル(Brendon Chapple)さんは、この日が学生にとって、日本文化を体験する素晴らしい機会であったと述べています。Covid-19(新型コロナウイルス)の影響で国境が閉鎖されているため、学校は海外との交換留学を企画することができなくなっています。
「今のところ、学生を日本へ連れて行って、日本を直接体験させることはできませんが、これは次善の策です」とチャップルさん。
「学生を集め、文化を体験させるのです。日本語を高校で勉強する科目としてだけでなく、高校卒業後も勉強を続けるよう、生徒たちを後押ししたいのです。
「将来、何人かが日本へ行くことを期待しています。」