ジャシンダ・アーダーン首相は、輸出の拡大とCovid-19(新型コロナウイルス)以降の観光客の回復を促進する政府の戦略の一環として、今週オーストラリアへの貿易使節団を率て訪問する予定です。
シドニーとメルボルンを訪問し、ニュージーランドのビジネスリーダー32名と合流することになっています。
アーダーン首相は、オーストラリア・ニュージーランド・リーダーシップ・フォーラム(ANZLF)で講演を行い、アルバニージー豪首相、ドミニク・ペロテ ニューサウスウェールズ州首相、ダニエル・アンドリュース ビクトリア州首相と公式会談を行います。また、観光業界の指導者やオーストラリアの投資家とも会談する予定です。
「今回の使節団は、政府と企業、産業界とのパートナーシップを積極的に強化しながら、ニュージーランドと世界とのつながりを取り戻すために、本政府が実施している多くの施策の1つです」とアーダーン首相は述べています。
首相には、スチュアート・ナッシュ中小企業・観光相が同行する予定です。
「オーストラリアは、特に食品、飲料、消費財、テクノロジー、製造業、観光業において、ニュージーランドの高価値、高品質、持続可能な製品を高く評価しています」と、スチュアート・ナッシュ大臣は語りました。
「オーストラリアはニュージーランドにとって最大の観光客源国でもあり、2019年には155万人以上がニュージーランドを訪れ、27億ドル以上の経済効果をもたらしています。国境が開放され、出国前検査が撤廃されたことで、オーストラリアの友人を迎え入れ、観光復興の大きなチャンスが生まれました。」