陪審義務
毎年、何千人ものニュージーランド人が陪審員の義務を果たしています。陪審員の任務は、ニュージーランド市民にとって重要なタスクであり、同胞のために法律が守られることを保証するものです。選挙権を持っていれば、2年に1度、この重要な役割に選ばれる資格があります。選出は無作為に行われ、裁判所は選ばれた人に書面で正式な召喚状を送ります。
陪審員
陪審員は12人の陪審員で構成されていますが、通常は一度に12人以上の陪審員が裁判所から召喚されます。これは、地域のあらゆるエリアから代表となる十分な数の陪審員を確保するためです。誰もが陪審席に呼ばれるわけではなく、選ばれなかった人の中には、自由に退席して家に帰ることができる人もいます。時には、複数の裁判で必要とされる場合もあり、その場合は近くに留まるか、後日戻ってくるように言われます。
あなたが12人の陪審員の1人として陪審員席に座るように選ばれた場合、裁判官があなたに宣誓します。「宣誓(Swearing in)」とは、あなたが正直で、心が広く、公平な判断をすることを宣誓または確約することです。この後、裁判の手続きに入ります。あなたは、裁判で出されたすべての証拠を聞き、仲間の陪審員とともに、被告人が有罪か無罪かを判断します。
このとき、友人や家族に裁判のことを話したり、自分で調べたりしないことが大切です。提示された事実に耳を傾け、それに基づいて判断を下すだけです。裁判が終わったら、裁判所の職員から判決を聞き、必要があればカウンセリングを受けることができます。
出席できない場合は?
陪審員の召喚状を受け取ったものの、指定された日に出席できない場合は、理由と主治医または雇用者からの補助的な手紙を添えて裁判所に回答ししなければなりません。裁判所は、あなたのスケジュールに合わせた後日に陪審員の派遣を延期することができます。陪審員義務は市民としての義務の一部であり、正当な理由なく指定された日に裁判所に出席しなかった場合、1000ドルの罰金が科せられます。