クリスマスまであと35日しかないということで、顧客はホリデーシーズンに向けて注文を急ぐため、小包の配送はコロナ前と比べて100%増加しています。
Mastercardの新しい調査によると、45%の消費者がまだ店頭での買い物に意欲的ですが、その約半数は12月まで待ってから街頭に立っているとのことです。
一方、多くの消費者はオンラインショッピングを利用しているため、一部の宅配業者には抱えきれないほどの仕事が発生しています。
また、消費者が宅配便を受け取ることができなず、Aramex(宅配会社)のカスタマーサービスに電話してもつながらない、といったケースもあります。
RNZ(ニュージーランドの国営ラジオ局)は、ヘルプラインやAramexの本社にも問い合わせてみましたが、うまくいきませんでした。
NZ Post(ニュージーランド郵便局)も配達の遅れを取り戻すのに苦労しつつも、集荷サービスは行っています。
NZ Postのウェブサイトには、「ハミルトンでは最大5営業日、オークランドでは4営業日、その他の地域では1営業日の配達遅延が予想されます」とあり、電話で問い合わせる前に待つようにと書かれています。
「オークランド、ハミルトンにお住まいの方は、お荷物が10営業日以上、その他の地域は5営業日以上遅延している場合を除き、電話はご遠慮ください。」
通常、宅配便よりも企業間の配達が多いFreightways社(ニュージーランドの宅配サービス会社)は、クリスマス前の通常の時期よりも家庭向けの仕事の方がずっと忙しかったと言います。
Freightways社のCEOであるMark Troughear氏によると、同社は一般家庭の顧客から大きな売上を得ており、コロナ前と比較して仕事が100%増加しているとのことです。
「既存の顧客、新規参入者、そしてNew Zealand Couriers(ニュージーランドの大手宅配便会社)やPost Hasteといった当社のブランドに乗り換える顧客から、より多くの注文が寄せられています」と述べ、企業間配送が回復すれば、需要は緩和し始めるだろうと予想しています。
「人々が仕事に戻るにつれて、企業間取引の量は増加し、小売業や接客業に戻るにつれて、家庭への宅配便は少し緩和されると予想しています。」