ベイ・オブ・プレンティで初めて、聴覚障害者や難聴者のコミュニティを対象に、オープンキャプション付きの映画上映会が開催されます。このイベントは、ヒアリング・サポート・ベイ・オブ・プレンティとソニック・シネマのコラボレーションです。4月28日(日)午後1時30分にザ・ヒストリック・ビレッジ・シネマで「ザ・デューク」を上映します。
難聴の方でもストーリーを理解しやすくするため、映画全体を通してキャプションが付けられます。Hearing Support BOP タウランガのマネージャー、ヘレン・ロジャースは、難聴の人は映画の中で音を聞くことはできるが、話し言葉を理解するのは難しく、プロットの一部を見逃してしまうことが多いと言います。
自身の聴覚障害のために約20年間映画館に行っていないヘレンは、このイベントにわくわくしています。彼女は、一部の映画館では難聴者向けの文字起こし装置を提供しているものの、通常は画面に字幕が付いていないと言います。
ソニック・シネマのマネージャーであるメラニー・ミルズは、ベイ・オブ・プレンティでオープンキャプション上映会を開催するのは今回が初めてだと言います。2017年以来、ソニックシネマは、感覚的、神経的、身体的なニーズを持つ人々を対象に、低感覚の映画イベントを開催してきました。
彼らが選んだ映画「ザ・デューク」は、1960年代を舞台にしたイギリス映画です。ロンドンのナショナルギャラリーから肖像画を盗み、返還と引き換えに政府に高齢者介護への投資を増やすよう要求したタクシー運転手の実話です。
このイベントが成功すれば、メラニーは聴覚障害者や難聴者を対象に、日曜日のマチネ上映会を定期的に開催したいと考えている。彼女とヘレンは、会員が見たい映画を提案できる、一種の映画クラブのようなものになることを思い描いています。
このイベントは、インクルージョンと、従来の映画館では満たされていなかったニーズに応えることを目的としています、とメラニーは言います。予約は必須で、家族の参加も大歓迎です。スナックは映画館で購入できます。詳細と予約については、www.theincubator.co.nz/event-details/the-duke をご覧になるか、tauranga@hearing.org.nz までメールでお問い合わせください。