ニュージーランド人はパイが大好きで、毎年パイ賞も開催しています。最近、オークランドにパイローラという新しいパイショップがオープンし、外には長蛇の列ができました。ルイス・マザ・カーソンがカランガハペ・ロードで経営している店で、6月のオープン以来、パイはほぼ毎日売り切れています。
マッツァ・カーソン氏は、その人気は何世代にもわたって受け継がれてきた家族のレシピにあると言います。2020年に亡くなった彼の祖母は、もともとオーストラリアでパイを作って兵士に売っていました。「ミンチとチーズの定番レシピで、おいしくて分厚いです」と彼は言います。
パイローラのルーツは、自家製パイで知られる彼の両親のカフェ、サルベーションキッチンにあります。KFCで働いていたとき、マッツァ・カーソンは家族経営のパイのレシピを中心に、自分のビジネスを始めることにしました。彼は加工材料を一切使わず、バター、小麦粉、塩、水だけを使ってすべて手作りしています。
ミシュランの星付きレストランで経験を積んだシェフ、パトリック・マルクスとともに、新しいパイのレシピを考案しています。一番人気は、ハラペーニョとアメリカンチーズが入ったブリスケットパイです。マッツァ・カーソンのお気に入りは、クランベリーの香りがするクリーミーなベシャメル・チキン・パイです。
オープン以来、パイローラでは毎日3倍の量のパイが販売されています。お客さんが並んでいて、今まで食べた中で最高のパイだと言う人も少なくありません。パイを試しにミッションベイからスケートボードをした男性もいました。
Mazza-Carsonは、良い製品はそれ自体を物語っていると信じています。また、隣にある古いThirsty Dogパブをメルボルンスタイルのビストロに変えることも計画しています。